アッヴィ(ABBV)の全株を損切り
10月14日にアッヴィ(ABBV)の全株である10株を144ドルで損切りしました。
売却当日も株価が上がってもう少し伸びれば含み益になるところでした。
生産者物価指数PPIと消費者物価指数CPIの発表も通過して、そのまま持ち続けても良かったんです。
しかしなぜ泣く泣く損切りしたのか?
PPI、CPIを通過して米国相場は乱高下
先週は生産者物価指数PPIと消費者物価指数CPIの重要イベントがありました。
米国相場は案の定、乱高下を繰り返す不安定な相場でした。
とくに消費者物価指数CPIの発表後の米国相場は最初こそ大幅下落から始まりました。
ところが底から大幅上昇して回復して引けました。
アッヴィ(ABBV)の株価は安定
米国相場が反発した翌日は一転、下落しました。
そんな中、アッヴィ(ABBV)の株価は安定していました。
ただこれからどう動くかはわかりません。
そこで泣く泣く損切りすることにしました。
10株144ドルで損切り
10月14日にアッヴィ(ABBV)の全株である10株を144ドルで損切りしました。
損失額は15ドル弱で大した額ではありませんし、円ベースでは14500円ほど利益が出ています。
「円ベースで利益が出ているからいいじゃないか?」と思われるかもしれません。
しかしドルから円に交換するつもりはなく私には関係ありません。
そう考えると実質利益が出てないのに税金が取られるのは腑に落ちません。
なぜ、損切りしたのか?
損切りした理由は3つあります。
まずは10月13日の配当権利落ち日を通過して高配当を得ることができるため。
次は米国相場が乱高下を繰り返していて、いつか来るだろうバーゲンセールのためにドル現金を増やすことができるため。
最後は10月28日に2022年第3四半期決算が発表されるため、結果を次回の投資判断の材料にすることができるためです。
そこで、前回の決算発表を振り返ります。
7月29日2022年第2四半期決算発表
売上高は前年の139億5900万ドルから145億8300万ドルとなりました。
純利益は前年の76億6000万ドルから92億4000万ドルとなりました。
EPSは前年の0.42ドルから0.51ドルとなりました。
アナリスト予想はすべてミス
売上高予想が146億6490万ドルで結果は145億8300万ドルと下回っています。
純利益予想が92億4000万ドルで結果は590億9500万ドルと下回っています。
EPS予想が2.22ドルで結果は0.51ドルと下回っています。
前年同期比ではすべて上回っていましたが、アナリスト予想はすべてミスしてしまいました。
次回の決算ではアナリスト予想をどうクリアするかでしょう。
11月1日・2日FOMC
11月1日・2日にFOMCが開催されます。
今回の利上げ幅も75bpが有力視されています。
75bpの利上げも今回も実施されれば4回連続となります。
歴史的な利上げでどうなるかと思いきや極端な暴落などは起きていません。
マジでバーゲンセールやってくるのかなぁ〜。
現金比率6割
今月に入って何銘柄か買って、現金比率が5割程度になっていました。
そして今回の損切りで現金比率が6割程度になりました。
今月買った銘柄は現物で取引しています。
また今の状態であればこれからも現物で取引します。
ただバーゲンセールがやってくれば、信用取引も視野に入れていきたいと思います。