安定しているアッヴィ(ABBV)
米国相場の下落圧力が強い中、比較的安定している高配当銘柄です。
今後どう動くのかテクニカル分析をします。
私なりの分析なので参考になるか分かりませんが・・・。
参考にしていただければ幸いです。
チャートを分析
チャートを見ると2月2日の決算発表日から続騰しました。
そして4月8日に174.96ドルの年初来高値をつけました。
要因は4月13日の配当権利落日に向けて買われたことだと思われます。
そこから4月29日の決算発表日まで株価が下落していきました。
落日前に利益確定売りが出たのをきっかけに売りが売りを呼んだと思われます。
4月末に株価が下落した後、上値155.47ドルと下値134.46ドルのレンジ相場となっています。
レンジの下値を抜けたらMMMの二の舞だけはならないようにしなければいけません。
ボリンジャーバンドを分析
レンジ相場に入って以降に注目します。
下落のバンドウォークが起きても数日で解消されています。
週末にはちょうどレンジの中間値あたりで上昇のバンドウォークが起きそうになっています。
このまま維持するにはまずは中間値を上抜けするかどうかでしょうね。
7月29日の決算発表で株価が下落しています。
そこから中間線とレンジの下値が短期間のレンジとなっているように見えるからです。
50日と200日移動平均線を分析
200日移動平均線が抵抗ラインとなっています。
先述した中間線の抵抗ラインと重なって抵抗が厚くなっています。
ここで上抜けできれば一層上昇する可能性が高いでしょう。
また9月8日にはデッドクロスしています。
ただ50日移動平均線の傾斜はなだらかです。
デッドクロスも注視しておくべきですが優先順位は低いでしょう。
業績相場では高配当銘柄が有利
業績相場では高配当銘柄が有利だと言われています。
業績相場では企業業績が好調な銘柄の株価が上がります。
好業績であれば株主還元意識が強い米国株は配当として還元することに積極的です。
中には半世紀以上連続増配を続けている(配当貴族)銘柄も多くあります。
配当利回りの大きい銘柄がより買われやすくなるのは当然です。
相場は単純に動かない
しかし相場はそう単純に動くわけではありません。
相場は複雑でいろんな要因によって株価が動きます。
業績が好調で高配当な銘柄でも大きく下落するものもあります。
わかりやすい例では配当権利落ち後に下落するパターンです。
アッヴィ(ABBV)や注目している他の銘柄でも下落しています。
下落した時は買いのチャンス?
見方を変えれば、逆に買いのチャンスだと考えることができます。
試しに少数の株を買ってみるといいかもしれません。
先ほど触れたテクニカル分析を参考にします。
下落のバンドウォークが起きている銘柄は解消するまで待ちます。
解消して買っても遅くないでしょう。
テクニカル分析も万能ではない
ただテクニカル分析もまた万能ではありません。
テクニカル分析には騙しが存在します。
レンジ相場の中間線と50日移動平均線の2つの抵抗ラインを上抜けすれば上昇する可能性が高いと触れました。
ただあくまで可能性が高いだけで騙しである可能性もあります。
たとえば上抜けしたと思ったら失速して下落なんてことも・・・。
何を信じればいいのか・・・
相場は単純に動かないし、テクニカル分析も万能ではないし・・・。
何を信じればいいのかと思われるかもしれません。
もし儲ける方程式があれば投資は簡単です。
しかし投資に儲ける方程式など存在しません。
そこでテクニカル分析はあくまで可能性の物差しとして参考にすべきです。
だからいつも可能性を重視して分析をしています。
少しでも上がる可能性が高い銘柄を買うべきだからです。
高配当銘柄、だ〜い好き!!
私の投資スタンスは高配当銘柄をメインに取引をしています。
投資を始めた時は日本株を取引していたので高配当か優待目当てで銘柄を選んでいました。
米国株を中心に取引し始めてからは高配当銘柄オンリーです。
そもそも米国株に優待はありませんけど・・・。
高配当銘柄が多すぎて・・・
私が注目している高配当銘柄はごく一部です。
目ぼしい高配当銘柄は調査済みです。
ただあまりにも銘柄が多すぎて・・・・
正直すべてを分析しきれていません!!
9月20日、21日にFOMC
そうそう、9月20日、21日にFOMCが開催されますね。
今回も75bpの利上げは確実だと考えています。
一時期、100bpの利上げの確率が上がったようですね。
私は基本的に利上げには賛成です。
理由は至ってシンプルです。
いざ不景気になった時、景気対策で利下げができないからです。
今週もバーゲンセールが訪れるか見極めるためにVIXを注視します。
やっべっ!!少しでも多く銘柄分析しなくっちゃ!!