悲報❗️❗️株価が下落❗️❗️スリーエム(MMM)どこまで下がる❓❓

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絶賛、下落中!!

前回のスリーエム(MMM)の全株を126ドルで損切りしたことに触れていました。
とうとうその額よりも大幅に下回りました。
米国相場全体の先行きも不透明で買い時はいつなのか?
それとも訴訟問題のことを考えると買わないほうがいいのか?
スリーエム(MMM)の財務やテクニカル分析、米国相場から紐解いていきます。

どうなる訴訟問題

スリーエム(MMM)の一番の懸念は訴訟問題です。
スリーエム(MMM)の子会社が製造した軍用耳栓に安全上の欠陥があり、多くの米軍退役軍人が永続的な聴覚障害を引き起こしたと主張しています。
製造物責任の請求額が数十億ドルになるとも想定されています。
訴訟問題のことを考えると買わないほうがいいのでしょうか?
財務から考えたいと思います。

前年期末時点での利益剰余金

利益剰余金は配当を支払う原資となるものです。
単純に考えると利益剰余金が多ければより多額の配当が期待できます。
2021年度の利益剰余金は458億2100万ドルと多額です。
さすが配当貴族銘柄と言われる所以でしょうか?
製造物責任の請求額が数十億ドルであれば持ちこたえられそうですね。
というか、利益剰余金って訴訟費用の支払いに使えるのでしょうか?

コロナ暴落最安値を更新

とうとうコロナ暴落時の最安値を
下回って9月30日は110ドル50セントの安値で引けました。
損切りして今年の利益が吹っ飛んでしまいましたが、損切り額の126ドルよりも大幅に下回って結果的には良かったと自分に言い聞かせています。

テクニカル的には・・・

まずは7月14日に直近安値の128ドル31セントにラインを引きます。
8月29日には直近安値を下回り
バンドウォークに発展しました。
その後、9月7日にいったん株価が反発してバンドウォークは解消されました。
反発前日の安値の116ドル60セントにラインを引きます。
そして株価はいったんほぼ横ばい状態となっています。
しかし116ドル60セントのラインを下回り緩やかに下落しています。
このまま下落すれば再びバンドウォークに発展するかもしれません。
そうなれば様子見が続きます。

VIXは30ポイントを超える

VIXは30ポイントを超え一時34ポイント付近まで上昇しました。
9月30日は31.62ポイントとなっていて
30ポイントを上回った状態が続いています。
ただ暴落に発展するにはまだ高い水準ではありません。
もう少し上げないとバーゲンセールは訪れないでしょう。

米国債利回りも4%を超える

2年債から10年債まで米国債利回りも4%を超えました。
9月28日にはイギリス中央銀行の国債の一時買い入れに反応して各米国債利回りがいったん下落しました。
しかし影響は一時的で再び米国債利回りも上昇して高い水準を維持しています。

米国相場の先行きが不安

米国債利回りの上昇でNYダウ、NASDAQ、S&P500ともに大幅に下落しています。
国債と株価は相関関係にあります。
今後、米国債利回りの上昇が続けば米国相場は一段と下落すると思われます。
また現時点では11月1日〜2日のFOMCでは再び75bpの利上げが優勢だと言われています。
そう考えると相場の好転はなかなか考えにくいですね。

10月25日に決算発表

スリーエム(MMM)の財務やテクニカル分析、米国相場全体を見てきました。
すべてを考慮すると様子見が妥当だと思われます。
10月25日には2022年第三四半期決算が発表されます。
次の決算まで待って結果を確認してから買っても遅くないでしょう。
もし買うとしても全力買いはせずに打診買いが適当でしょう。
ちなみにスリーエム(MMM)の配当は決算後に支払われるパターンです。
配当を踏まえても決算発表まで基本的に様子見で良さそうです。

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