決算をミスしたけど買います
3月31日寄り付き前に2022年度第2四半期決算が発表されました。
決算をミスしたけど掟を破って買ってしまいました。
金融相場から業績相場に移行する中で決算が大事だとわかっているんですが・・・。
なぜ、掟を破ってまで買ったのか知りたくありませんか?
まずは決算から振り返って行きましょう!!
2022年3月31日2022年度第2四半期決算発表
第2四半期決算 | 前年同期 | |
売上高 | $33,756,000,000 | $32,779,000,000 |
営業利益 | $1,200,000,000 | $832,000,000 |
EPS | $1.02 | $1.06 |
売上高は前年の327億7900万ドルから337億5600万ドルとなりました。
営業利益は前年の8億3200万ドルから12億ドルとなりました。
EPSは前年の1.06ドルから1.02ドルとなりました。
アナリスト予想は売上高、EPSを共にクリア
第2四半期決算 | アナリスト予想 | |
売上高 | $33,756,000,000 | $33,320,000,000 |
EPS | $1.59 | $1.37 |
売上高予想が333億2000万ドルで結果は337億5600万ドルと上回っています。
EPS予想が1.37ドルで結果は1.59ドルと上回っています。
決算発表後は株価下落!!
決算結果を受けて3月31日の寄り付き後には前日終値から下に窓を開けて株価が下落しました。
決算内容を見ると前年同期比でEPSのみミスしただけでした。
またアナリスト予想は売上高とEPS共にクリアしています。
本来であれば決算を少しでもミスしたら問答無用で無視すべきです。
決算結果だけでは捨て難い・・・
しかしアナリスト予想をクリアしたことを加味して指標を詳しく調べてみました。
金融相場から業績相場に移行する中でバリュー株が有利になります。
そこでPERとPBRを調べてみました。
PER6.4倍、PBR1.4倍と割安です。
また配当利回り4.3%と高配当です。
株価下落は好都合だが・・・
そこで私は敢えて買うことにしました。
株価の下落は配当利回りが上昇するので好都合です。
ただチャート的にはマイナス2シグマのバンドウォークで危険な兆候が・・・。
こんな甘ちゃんな私をお許しください!!
44.50ドルで3株購入
3月31日に44.50ドルで3株購入しました。
翌日4月1日も株価が下落して買い増しも考えました。
ただ下落幅が購入額より1ドル程度だったので買い増しは見送りました。
逆イールドが発生
米国債利回りの話です。
とうとう逆イールドが発生してしまいました。
ただリセッション(景気後退)が来るって騒がなくてもいいんじゃないかと思っています。
リセッションが来る可能性が高まったことがわかっただけでも儲けものだと思うんです。
なぜなら損切りや利確して現金比率を高めて暴落時のバーゲンセールに備えたり早めに対策できるからです。
逆イールドが発生する前が最悪
米国相場は逆イールドが発生する前に3月上旬に底値をつけました。
そして3月末に向けて底値から反転上昇しました。
底値の時は私のポートフォリオ全体で一時含み益から含み損になっていました。
そして反転後はおかげさまで今は含み益が逆に膨らんでいます。
逆イールドもあくまで一つの指標
逆に年初高値から3月上旬に底値までの下落幅はNYダウで4,000ドルほど、S&P500で600ポイントとなかなかの下落幅です。
逆イールドが起きる前でもここまで下がるんです。
そりゃ〜、含み損にもなるはずです!!
だから逆イールドも一つのきっかけに過ぎないと感じるんです。
そう考えると常に急落を頭の片隅に置いておかなければならないと思っています。
含み益が膨らんでるけど・・・
今は含み益が膨らんでいて逆に不安です。
順調に含み益が伸びているからです。
それこそ常に急落を頭の片隅に置いているからです。
これは逆イールドは関係ありません。
利確を考えていますが、まだ順調に伸びるんじゃないかと思うと踏ん切りがつきません。
投資家として私はまだまだですね・・・。
格言が頭をよぎる
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という格言が今の相場に当てはまっているように感じています。
VIXは直近高値の36ポイントから20ポイント程度と大きく下げて落ち着いています。
強気相場とまではいかないですが、相場全体が楽観の中にいるように感じてしまいます。
そして今、私もある意味幸福感の中にいます。
だからこそ・・・
利確を進めて現金比率を高めなければと危機感を持っています。
具体的な数字で言うと現金比率は1割程度であまりにも少な過ぎます。
少なくとも3割程度までは増やしたいと思っています。
もうすぐ決算発表のシーズンを迎えます。
暴落や急落の備えも必要ですが、もし下落しなくても好決算の銘柄でいいものが見つかれば買うこともできます。
みなさん、現金比率高めてますか?
含み益があるだけでもいいんじゃないかと思われるかもしれません。
ただ含み益は確定したものではないのであまり意味はありません。
利確して実益にしてこそなんです。
含み益が膨らんでる方はどうお考えでしょうか?