本日、後場始まって正興電機製作所の株価が急上昇したので要因を調べてみたら、ホームページのニュースリリースに新型新幹線(N700S)に断路端子台が採用されたと発表されていました。
ちなみに正興電機製作所は東証1部昇格銘柄で塩漬け状態だった銘柄です。
株価は一時945円まで上昇しその後はじりじり下げていき終値は前日比プラス16円の847円で引けました。
私は完全に踊らされてしまいました。将来性を期待して900円で500株信用買で注文して見事に約定したんですが、前述のとおり終値は買値より下げて一日にしてマイナス25,000円の含み損が出来上がりました。
事業内容を詳しく調べてみました。正興電機製作所は電力部門・公共部門・産業部門・パワーエレクトロニクス部門・情報部門・電子制御機器部門・調光フィルムSILF・サービス部門と8つの部門があります。
今回注目された断路端子台は電子制御機器部門の一商品で電子制御機器部門は売り上げの全体の1割にも満たないです。これでは今回のニュースで売り上げたとしてもそこまで業績に影響を与えるとは思えません。
上記の観点から今回の取引が完全に失敗だったです。
ただインフラや産業に関する事業を大きく展開しており、長期的に見れば株価もまだまだ安値圏なので近いうちに現引して塩漬け株の仲間入りにしたいと思います。