米国株に参入してから半年経ちました。
これを機に半年間を振り返って、なぜ始めたのかと言うところから記したいと思います。
はっきり言って始めて正解でした!!
参入後の相場が良い方向に進んでくれたこともありますが、評価損をカバー出来るくらい以上の利益も出ていますし始める価値は私はあると思います。
もちろん損するリスクもあるので自己責任ですよ!!
ちなみに私はSBI証券と楽天証券を利用していて米国株は楽天証券で取引しています。
下の3社はどちらも米国株投資できます。
米国株に参入した動機
まず米国株に参入した唯一無二の動機は日本株に比べて高配当株が多いことです。
参入する以前から知識として持っていたんですが、ただ逆に一番の懸念が為替リスクだったんです。
たとえ米国株で儲かったとしても円高になれば、日本円に換算すると少なくなってしまいます。
ただこれに関しては単純にそうとは言えなくて例えば日本の物価が上がれば日本円の価値は下がってしまします。
これもリスクではないかと思います。
そう考えると複数の通貨で運用することが一番のリスク回避ではないかと考えています。
と、難しい事を並べて自分に言い聞かせています。
米国株に参入したタイミング
次に参入のタイミングですが、円高で106円前後で推移していた時期にちょうど現金が少しあったので今がチャンスだと思って米ドルに交換しました。
少しでも円高の方がよりドルが多くなりますからね。
今、ドル円チャートを見直してみても良いタイミングだっと思います。
まず2019年8月7日に為替レートが106.039円で50万円を米ドルに交換しようとしましたが、なぜか475,113円から4,480ドル52セントに交換していました。
そして50セント程円高になったので2019年8月14日に為替レートが105.40円で30万円を米ドルに交換して2,846ドル29セントを得ました。
受渡日 | 約定日 | 日本円入金額 | 米ドル受取額 | 為替レート |
2019/08/07 | 2019/08/06 | 475,113円 | 4,480ドル52セント | 106.039円 |
2019/08/14 | 2019/08/13 | 299,999円 | 2,846ドル29セント | 105.40円 |
その後も円高が進んで105円を切るまで行ったんですが、その時はもう日本円の現金がなくて交換することができませんでした。
その当時はもう少し分散して通貨交換すれば良かったと後悔しました。
結果、計775,112円の日本円を使って計7,326ドル81セントに交換できました。
米国株の投資ルール
私の米国株投資ルールは配当利回り4%以上の銘柄を選んで52週安値近辺で株価が推移している場合に購入をしています。
なぜかと言えば株価が下がっても高配当株だから持ち続けていれば配当が入ってくるからです。もちろん配当が無くなるリスクもあります。
そして含み益が出ればもちろん売却します。
長期投資を推される方は短期売買より長期投資の方が利益が出るとおっしゃってることが多いようですが、投資とは売買することが楽しみの一つだと思うので私は売却します。
半年の投資結果
今まで投資状況に関しては今までの米国株の記事をみて頂ければと思います。
本題の半年の投資結果ですが一番の目的である配当金に関しては現時点で81件の配当金が入っていて税引き前が262ドル56セントで受取金額は192ドル52セントとなっています。
また売却益に関しては89件の売却取引を行っていて1,008ドル34セントで円換算で106,406円の利益を得ています。
見直してみて、まさか売却益が1,000ドル超えてたなんてちょっとビビってしましました。
そして現時点での外貨資産残高は7,818ドル84セントで参考為替レート109円69銭で857,647円となっています。
最初の資金は7,326ドル81セントだったので、約490ドル程利益が出ています。
ただ、これだと今まで売却益の1,008ドル34セントと配当金192ドル52セントの合計より少ないですよね。
その訳は・・・。
評価損益額はマイナス612ドル73セントもあるんですね〜。日本株に飽き足らず米国株でも塩漬け株がいっぱいなんです。
最近は米国株の所有銘柄数も多くなって、少ない頃のように銘柄一覧のスクリーンショットを載せれていないのでお知らせしていませんが現在28銘柄保有しています。
その内、含み益があるのは10銘柄ですが4%台と3%台の銘柄一つづつで後の8銘柄は2%以下と微々たるものです。
残りの18銘柄は含み損なのですが、私の投資スタイルは配当利回り4%以上の銘柄なので配当がなくならない限りは評価損でも基本持ち続けられます。これが高配当株の強みだと思っています。
為替リスクは・・・、ここまでの円安は予想できなかった・・・
そして懸念していた為替リスクは心配ナッシングでした。
お話の流れからも出てきていますが、ドル円相場は現在109円台で推移していてたまに110円まで円安が進む状況が続いていてます。
交換した頃の106円前後から3〜4円程の円安なので心配無用でした。
ただ私の予想ではここまで円安が進むとは考えてなくて、むしろ円高方向に進むのではと懸念していたので心配し損ねてしまいました。
全く為替はどう動くかわからん!!
ただこれではリスクが分からないので、現在も円相場が106円で推移していると仮定して現在のドルベースを円に換算してみたいと思います。
現在の外貨資産評価額は7,818ドル84セントでした。
7,818ドル84セントを106円で計算すると828,727円で最初の資金が775,112円から始めたので53,615円のプラスです。
逆に7,818ドル84セントを775,112円になるようにドル円を計算すると約100円となり、100円まで円高になってやっと利益が相殺される形となります。
相場は何が起こるか分からないので一概には言えませんが、106円から100円まで円高が進むのはそう簡単なことではないのではないかと思います。
もちろん売却益の1,008ドル34セントと配当金192ドル52セントが評価損をカバーしているからこそ損していないんですが・・・。
米国株も日本株もそうですが大きいトレンドの中にも小さな波があって上げ下げを繰り返しながら大きなトレンドを進んでいきます。
大きいトレンドを眺めながら長期投資するのは時間も取られることもなく楽かもしれませんが、私は小さな波に乗って短期で売買することの面白さに取り憑かれています。
だからこそ逆に約1,000ドルの売却益が出来たんだと思います。
まとめ
半年間の米国株投資について振り返ってみましたが、まずは損してなくて良かったってことに尽きると思います。
2016年6月末から久しぶりに日本株の投資を再スタートしてから、2019年8月から米国株を始めるまでに3年ほど投資経験があるの抵抗はありませんでした。
しかし初心者の方がいきなり米国株から株式投資をするのはハードルが高いと思われるかもしれません。
確かに日本株より情報は少ないですが(英語がわかる方であれば問題ないですが)、正直余りにも情報がありすぎるのも混乱するのでわかる範囲で少額で挑戦してみれば良いんじゃないかと思います。
例えば現在は円相場が円安で進んでいるので、まずは日本株で投資を始めて経験を積んで、円高になって米ドルに交換して米国株の投資を始めるのも良いんじゃないでしょうか?
もちろん損するリスクもあるので自己責任です!!
もし米国株投資を始めてみようと思われる方は上記の3社がおすすめです。
米国株の取り扱い数の違いやそれぞれ一長一短ありますが、基本的な取引手数料は3社ともほぼ横並びなので調べていただければと思います。
何事も自分で調べないと成長しませんよ!!そうやって株式投資も頑張りましょう!!
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